医療 my love
もちろん産科医一人に責任を押し付けようとする見方はあまりにも酷で同じ医師として胸が痛くやりきれない思いです。しかし、だからと言って遺族が民事訴訟を起すのはお門違いという論調は、「お前ら空気読めよ」と言う程度にしか響かないような気もしていま…
もうね。このお父さん若いのよ。25歳。超若い。ライフワークを「産科医療の向上」という難問との取り組みにロックオンしてしまって良いのだろうかしら… この修羅の道を選ぶことによって、息子さんの事はもちろんなのだけれど、奥様が亡くなったという事実を…
ご無沙汰してます。こんにちは。 「立ち去り型サボタージュ」がこれからの辞職スタイルとして定着しつつあるそうですが、私の中のプチ「立ち去りたい」経験をお話したいと思います。病院勤務医ではないので、ちっとも壮絶ではありませんが、私としてはちょっ…
我々は福島事件で逮捕された産婦人科医の無実を信じ支援します。 「もしあの時、ああしておけば良かったかも…」 自己の治療行為を振り返っては頭の中で再現したり、他の選択枝をシミュレーションすること。どのような医療従事者であれ、よりよい医療を行おう…
うう…いつも思うのだけれど新書の類については物申したい。1時間ほどページめくって756円というコスト高は何事か…それに家に持って帰って本棚に入れるほどの本でもないし…そんなわけで、新書についてはなるべく書店内で楽しむように心がけています。資源の…
①産科勤務医 ②産科勤務医の雇い主(産科という臨床科を有する病院、診療所) どちらの立場に立った意見なのか分けて考える必要があると思うのですが…おおむね否定的な意見に傾きがち。(毎日新聞の書き方も医師を煽り気味ですが…)まさに医師たちは暴動も辞…
お茶の間の視聴者が求める「いのち」「科学」「倫理」「陰謀」「カリスマ」…キーワード盛りだくさんのドラマが繰り広げられそうな予感で、マスコミも大張り切りのようですが、まあ今のところ情報も少ないですし、唾棄するのは簡単ですから… 66歳という年齢は…
>多種多様の意見を聞けるのがネットの良いところ 前回コメント欄への返答のつもりで…というか、私の勝手な意見のほとばしりになっていますが…これについて考えてみました。 多種多様の意見を聞けるのがネットの良いところ…それは本当にそう思います。しかし…
妊婦さんの命が助かって…というのが真のハッピーエンドなのは間違いないのですが、たとえ結果が悪かったとしても、高次の周産期医療センターに比較的速やかに搬送されて、出来うる限りの治療を受け、救命の可能性を少しでも増やすという努力がなされていれば…
医師不足の原因は「偏在」と分析する西村周三氏(京大経済学部) VS 「絶対数抑制が主因」と主張する本田宏氏(済生会栗橋病院外科部長)… ネットでちょっと話題になっていました。 ■ 関連リンク 眠らない医者の人生探求劇場・・・・(薬はやってません) 「…
id:zaw先生の執刀医への「お布施」エントリにうっかり超長いコメントを書いてしまって投稿ボタンを押そうとした瞬間、こんなコメント、スゴイ迷惑かも…と思い直して、こちらにコピー&ペーストしてみました。こういう無意味なことは自分のブログに書けばよい…
えーと。いつもの様にネットの医師らに叩かれている対象を何とか擁護して理解を深めようというエントリ。今日のゲストは南和歌山医療センターの中井國雄先生です。マリオに似てるかも。私、どうしてもこの院長が100%悪いとは思えません… 事件の顛末ですが……
id:physician先生、コメント頂いてとても嬉しいです。財源をどこにもとめるかは、日本医師会と先生が提案されるように、医師&妊婦&国が現実的だろう…ということはよく理解していますので、費用負担がどれだけ産科医にダメージを与えるのか? という疑問は…
無過失補償制度の財源を産科医に持たせようとする政府に対して、日本医師会(この団体はそういう役目)とネットの医師たちはヒドイ…とまたまた憤りを感じています。産科医からすれば財源まで負担させられると踏んだり蹴ったりなわけなので… 当然の事ながら補…
今日はこんな場末のブログに「中林正雄&経歴」で検索して来られる方が驚くほど多いのですが、まことに申し訳ないです…こちらとこちらを紹介させていただきます。それ以前に「皇室の出産→主治医の経歴?」と好奇心旺盛なのは結構なのですが、私の駄ブログに…
みなさんもご存知だと思いますが、三重県の尾鷲市は紀伊半島の南部にあり陸の孤島としてつとに有名です。そのせいかこの地には一時期産婦人科医がいなかったのですが、なんと5000万円を超える俸給で雇うことに成功。ところが交渉が決裂して今季限りで辞職さ…
このような場末のブログにおいでくださるほど感度の良いアンテナをお持ちの皆さまの事ですから、現在の産科医療がどのような状況にあるか、すでにご存知の事と思います。 | 奥さん、ご存知? お産が大変なんですってよ… ニュースでも頻々と扱われていますが…
「改革」のための医療経済学作者: 兪炳匡出版社/メーカー: メディカ出版発売日: 2006/07/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 67回この商品を含むブログ (28件) を見る | なぜ医療経済学なのか? 医療費削減…超メンドクサイ… 増大する医療レベル向上の要…