私のFacebookがアップをはじめたようです

 一昨日のこと。懐かしい大学の同級生からメールが来て、Facebook に同窓会のグループを作ったので、登録してね、との事。

 私はネットに実名で登録することなんてそんなバカな、という昭和一ケタの考えの持ち主なのであって、ずいぶん前に遊び半分で捨てアカでFacebookに偽名のアカウントを作ったまま忘れてしまい、一年ほど放置していた。時々、何かの勘違いで、東南アジアや南米の人が、友人のリクエストをしてくるのをメールで知るんだけど、そのたびに無視していた。ある日、割とプロフィール写真によると美しいっぽい女性からリクエストがあったので、もちろん全然知らない人だけれど、何となくOKして、それからはリクエストがあるたびに無節操にアクセプトしていたら15人くらいバーチャルな友達が増えた。むろん全員知らない異国の人達である。本当に知っている友人はたった一人。ずいぶん古くからのネットの友人につい最近リクエスト頂いたところなのであった。

 で、新参扱いされるくらいなら、(全然知らんけれども)友人がすで何人もいるこのこなれたアカウントを使ってやれ、というわけで、大胆に名前を実名に変えて、件の同級生にリクエストをかけて、晴れて同窓会グループの一員になれたわけである。大学の同級生はだいたい100人くらいであるが、たった一日で30人近くが登録し、ITってすごいよねー、みたいな再確認。

 で、面識の無い例の自然発生した友人については、時々アップロードされた写真を見て、世界にはいろんな人がいるけれど、家族とか友人とかコミュニティーのありかたは、割と普遍的なわけであって、もうなんか、そうそう、わかるわー僕たち人間だもんね、などと普通に楽しんでいる。

 まあ問題は、割と重宝していた捨てアカをFacebookに使ってしまったので、また、くだらない使用目的に新たに捨てアカを作らなくてはならない羽目に陥ったこと。捨てアカに惑わされる人、結構多いと思う。