今一度、お二人に盛大な拍手を!

 私も社会人になって7年目…同年代の連中も8割がた結婚したりしているのですが、離婚組(ハナレグミ)もちらほらと発生中。同期の一人などは、2回目の結婚が決まっているらしい…との噂が流れてきました。別ルートで8人くらいからなんですが、私ったらどれだけ情報の末端にいるのでしょう…ちょ、ちょっとストップ! 言いにくい事なのかもしれないけど、ディボースの話聞いてない…結婚式でサックス吹いてあげたのに…! まあ、ビリー・ジョエルの"Just The Way You Are"のサックス・ソロを暗譜しきれなかったので、雰囲気でテキトーに吹いて大失敗したのですが… で、先日、彼に会った時に「来年の結婚式来てねー」という話から始まって、離婚の話をスキップアウトされたので、「ちょっと待て。重婚は犯罪なの知ってる?」と言おうと思ったんだけど、まあ、野暮なことは尋ねないで「幸せになるべき」などと励ましたりした次第です。

 先日、別の同期の結婚式に行ってきました。披露宴では、カーペンターズの"We've Only Just Begun"に合わせて、キャンドルを携えた二人が、インディアンよろしく馬にまたがって各テーブルに放火してまわるという例のアレ… それにしても、最近の披露宴は色々と凝った趣向になっているようで、驚いたイベントなどを下に紹介させていただきます。

 ① ブーケ・トス・アンド・アタック

 これは比較的定番なのでご存知の方も多いかも。花嫁が後ろ向きで放ったブーケの束を、出席した未婚の女性たちが我先にとジャンプし、花嫁の後頭部めがけて打ち返すというしきたり。幸運にもアタックをねじ込んだ女性には幸せな結婚が訪れるのだそうです…

 ② ウェット・ブライド・エクスポージャー

 水に溶ける素材(昔はオブラートが多かったそうですが、最近はトイレット・ペーパーに似た素材で代用するようです)で精巧に作られた純白のウェディング・ドレスに身を包んだ花嫁に、出席した未婚の女性たちが持つ強力な水鉄砲で、水を浴びせたおすというしきたりです。過去を水に流して全てをあらわにし、二人の生活を心身ともに新しい状態で始めるべき…という意味がこめられているそうです。

 ③ フレッシュ・エッグ・シャワー

 幸せな笑顔の花嫁に、出席した未婚の女性たちがよってたかって生卵を投げつけます。子宝に恵まれますようにという意味がこめられ、元々は有精卵が使用されましたが、ある時、本当にグロいものが出てきたため、現在では無精卵が使用されるようになっているとの事です…