Happy Hanukkah

 今週一週間は、ハヌカという、ユダヤ教の年中行事だった。息子の通っているユダヤ教のコミュニティーのプレスクールは今年は今日でおしまいで、子供らもハヌカを祝う歌を、サンクチュアリと呼ばれる聖堂みたいなところで歌うことになっていた。うちの子供がいる2歳児のクラスもその出し物に出るというので、昼休みに出かけていった。学芸会を見に行ったようなものだった。特に大人しくしているわけでも、きちんと歌と踊りをこなしているわけでもなく、いたって普通の子供らしい様子だった。こんな言葉の通じないところで果たしてちゃんとやっているのか気になって仕方がないのだが、とくに上手くやれているわけでも、上手くやれてないわけでもなさそうだ、という事がわかった。年いってから出来た子供っぽいガブリエルのお父さんが、うちの子はKちゃんの話を家で良くするんだよ、と言ってくれた。うちの子供はガブリエルのことどころか、プレスクールの事をろくに家で話したことがないのだが、「うちもです」と嘘をついてしまった。「カブリエルがうちの子供とよく遊んでくれてうれしい」みたいなことをスラッと言えたら良いのに、なんかモゴモゴしてしまって残念だった。英語の上達はもう、たぶんダメかもしれない。上手く喋れない分、笑顔を作りすぎて顔面の疲労が激しい。