大阪・梅田から歩いてイタリアン「CUCINA つじ」

北新地にあるこのお店は梅田から徒歩圏内とアクセス良好！

大阪・梅田で映画やお買い物の後に、タクシーや地下鉄に乗って天満や北浜あたりのコジャレたお店に行くのはちょっと面倒…なんて思ったことないですか？　そんな初めてのデートで相手の女性の下着の中に手を突っ込もうとしたり、カニはいつも甲羅ごとバリバリ…のせっかち・グルメのあなたには特におすすめ！

…なのですが、女性に人気があるのは凡庸でも（←ここが重要。若い方々はそんなバカな…って思うかも）こまめで常識的な男だったりするので、太ももにシリスを巻いたり自らの背中にコブだらけの鞭を振るうなどしてよくよく自戒されたほうがよろしいかも。

とはいえ、北新地に不慣れな方には少しお店の場所がわかりにくいかもしれません。お店の方に教わった行き方を伝授いたしますと、「２号線沿いの大和証券とホテルモントレの間を南に入って二つ目の角を左に曲がってすぐ」のお店です。ビルの地下一階へと階段を下ります。

細長いお店には９つのカウンター席と２席ずつのテーブルが３つ。奥のカウンターの向かいに見えるピザの釜の赤い炎が印象的。スタッフは女性の方一人を含む３人。シェフはスカパラのキーボーディスト沖祐一さんに似た優しい気さくな方でした。これだけ調理するシェフとの距離が近いと、何だか容易に親密な関係性が築かれてしまいそうで、もし私が思春期の少年だったら色々と生じつつある体の変化とか悩みについて相談してしまう事でしょう。メニューはオーソドックスに、前菜、プリモ、セコンドにわけて掲示してありますが、シェフとの近い距離感を生かしてお好みでも調理していただけます。

ピザは種類が豊富！　そしておいしい。ジェノベーゼ、フンギミスト、カプリチョーザ、クアトロフォルマージュ、ビスマルク、ゴルゴンゾーラ、マルゲリータ、サルシッチャから選べます。ちなみにサルシッチャとはソーセージのこと。「サルシッチャってイタリア語でソーセージなんだって…知ってた？」そう女性の耳元でささやいてさりげなく男性器を連想させる事により、アリオーティデ（イタリア語でアワビ）への活路が見い出せるかもしれないので覚えておくと良いかも。

＜食べたもの＞

・付き出し
　何だったかの魚のタルタル　（他の方のブログにあるように、食事中にカメラを取り出して写真におさめたりはちょっと恥ずかしくて無理…。ですので記憶を頼りにしてるのですがメモもとってないので忘れてしまいました。美味しかったです）

・前菜
　生ハムを巻いたモッツァレラチーズ　（モッツァレラだけに、モッツァリしてます！　…コレを書くのにちょっと飽きてきてます。もう少し、ガンバレガンバレ）

　北海道水ウニの冷たいフェデリーニ、ネギのソースと　（夏は冷製の細パスタに限りますね！　お汁が残った皿を舐めまわしたいくらい！　ちなみにフェデリーニとはカッペリーニより少しだけ太いパスタです）

＊一口メモ
カッペリーニ [Capellini] 直径0.9mm
フェデリーニ [Fedelini] 直径1.3mm
（男性器のサイズに例えるなど小粋なパーティージョークに使えそう…）

・パスタ
　ジェノベーゼのパスタ　（メニューにはありませんでしたが作っていただいた。私の好物バジリコペースト）

・ピザ
　ビスマルク　（半熟卵が乗ってます。生地は薄く直径は25cmくらいなので二人で十分食べれます）

・メイン
　岩手白金豚の炭火焼　（イベリコ豚、茶美豚、大和豚…豚にもいろいろあるけれどシェフのこだわりはこの白金豚だそうです。30分くらいかけてじっくりと。ファットが実に甘くて夢にでそうなくらい美味しいの！）

お値段は少し大人っぽいですが割りと平均的です。Franciacorta Ca'del Bosco Brut ハーフと白フルボトルとあわせてトータル２万円ちょい手前でした。とにかくお料理は期待に背きません。土曜日もやってますのでカップルでゆったりとした大人の食事に行くのも良し、婚期が遅れてるけどこれだけおいしい物食べられるのだから…とOL二人で開き直ったりするのも良し、とにかくオススメのお店です！

「CUCINA つじ」
住所：大阪市北区曽根崎新地1-8-7 フォーシーズンズ北新地Ｂ１Ｆ（地図）
電話：06-6345-6722
営業：朝11：30〜昼2：00　夜6：00〜10：00
休業：日・祝