ジントニックで暑気払い

 毎日暑い日が続きますが皆さまお元気でしょうか?

 聞くところによると夏と言うのは若者たちにとって絶好の恋の季節なのだそうで、山へ海へのレクリエーションを通じて、気になる二人の距離がよりいっそう縮まるんだとか。そしてついには獣のように組み合ってお互いの性器を念入りに擦りつけあわせたり…ああ! その若さが憎い! まあでもその若さが災いして、お互いの距離をオカモトのコンドームの厚み程度まで縮めたい…というコンセンサスが得られていたとしても、初めての相手と事に及ぼうというときには何かと躊躇する面もあるんじゃないでしょうか。そんな時はお酒の力を借りて理性のタガを少しルーズにしてみるのがよろしいかと存じます。

 というわけで、夏らしいカクテルとしてジントニックを勝手にお勧めいたしますので是非おためしあれ。お盆を過ぎると秋はもうすぐそこですから、この夏絶対にモノにしたいと鼻息を荒くした若い男女の皆さんの一助になれば幸でございます。

 ■用意するもの

 まあジントニックというくらいですから、最低ジンとトニックウォーターは用意して頂きたいところ。あとは氷(製氷皿で作った自家製のもので十分)とライムです。ライムは是非あったほうがおいしいです。

 トニックウォーターは各社色々売ってますが、一番左のシュウェップスの250ml入りのものがオススメ。ネットで買うと送料がかかっても一本110円くらい。ジンの含量にもよりますがこれだけで2〜3杯は飲めます。瓶にはスクリューキャップが付いてますので残ったときにも炭酸が抜けにくくなっていて好都合。

 ジントニックは炭酸が命ですから、トニックウォーターは勿論冷蔵して、グラスとジンは冷凍(!)庫に入れて冷やしておくと良いです。それとやたらかき混ぜるのは炭酸がぬけてしまうので禁物です。マドラーをそっと引き抜く程度がよいのです。

 ジンも色々あってネットでカンタンに購入できます。その辺の酒屋で手に入る、ゴードン、ビーフイーター、ボンベイサファイヤ(青い瓶がキレイ)、普通のタンカレー(見た目は高級っぽい)も安価ですし悪くないのですが、蒸留が悪いのか風味付けの混ぜ物が多いのか沢山飲むと二日酔いになりやすいです。お酒の勢いでベッドにもつれ込んで翌日頭が痛かったりすると、お互いに嫌な思い出として残るので最悪! ところが今回ご紹介するジンは、何がどう上等なのかは良く知りませんがそこら辺のものと比べてお値段がほんの少しだけ張るものの、美味しい上に翌日に殆どお酒が残ることがない代物ですので、騙されたと思って是非お試しください。

 【第5位】ケイデンヘッド・オールドラジェ
 うっすらと黄色みがかっており、スパイシーな味わい。特有の薬っぽさが印象的で美味しかったです。怖そうな爺さんの絵が特徴。▼

 【第4位】エギュベル・ジン
 フランス産でエギュベルという名の修道院の工場でつくられているらしい。甘みのある香りがします。注ぎ口に液ダレ防止のポリエチレンキャップがついてて注ぎやすいの!▼

 【第3位】アークティカ・オールド・トム・ジン
 黒猫の柄がかわいい。癖のない甘みがあり、心を無にしたいときにオススメ…これからまぐわいたいカップル(略称:まぐカップ)はこちらを飲んで一呼吸おくと良いです。▼

 【第2位】タンカレー No.10
 タンカレーの高級バージョン。もったいないのでロックで飲んだほうが良いかも。ケネディー大統領やフランク・シナトラの愛飲酒であったらしい。でもそんな事言ったらユンケルだってタモさんやイチローが飲んでる。▼

 【第1位】ヴィクトリアン・ヴァット
 ぜひオススメしたいのはこちら。ダブルジュニパーといって通常のジンの2倍のジュニパーを使用してて、上の4つと比べると明らかに特徴があって風味は格別! ジントニックは無骨な男のドリンクではありません。特に女性におすすめしたい。騙されたと思ってどうぞ!▼

 【オマケ】ビターズ
 ジントニックビターズという苦いエキスを混ぜて飲むという作法があるらしい。これを2,3滴たらして飲むと胃がもたれにくいとか。ピンク色になるらしいですが、まあ私はついドバドバにかけてしまうのでえげつない色になっています。アンゴスチュラ・ビターズ

 それでは若い皆さん、ジントニックを飲んで生協で買ったパイプベッドをギシギシきしませてくださいね!

 ■ 購入ガイド
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