まだいるんだけど

いやー。まだアメリカにいるんです。もう丸5年。ヤバイ。J-1ビザがマキシマムで5年で切れたんだけど、今、フェローシップをもらっていて、つまり大学からお給料を直接頂いてないわけで、H1Bというビザのスポンサーになってもらうことができなくて、じゃあ、どうすんのか、という話を去年の今頃してたんだけど、グリーンカードしかないという結論になった。というわけで、昨年11月頃に書類を提出してこないだの2月末にやっとこさグリーンカードが届いたわけです。もらった時は嬉しかったんだけど、でも結局移住するつもりはないんだし、何のためのカードなのかと思う。めちゃくちゃ面倒くさかったし、妻と息子の申請料と弁護士料をあわせると一万ドルくらい使ったのです。なんだ一万ドルって。百万円だよ。百万円。まあ、ともかく今月からこうしてアメリカに居座れるのはグリーンカードのおかげな訳ですけれど、とたんに日本に帰りたくなっております。お金がない。とにかくお金がやばい。南カリフォルニアとか住んでると居心地が良すぎて日本に帰ることを考えたら憂鬱すぎて何だか泣けてくる心地で、こちらの生活も捨てがたいのだけれど、まあ、そんな甘えたことなんて言ってられないし、早く論文を仕上げて帰ろう。つうか、もう研究とかどうでもいいかも。安西先生、病院で働きたいです。お金がほしいです。